最近よく耳にする、クラウドファンディングという言葉。
お金が無くてもやりたい事を実現できるというものですが、一体どの様な仕組みになっているのでしょうか？
クラウドファンディングとは
こんなサービスや物があったらいいなとアイディアはあるけれど、手元にまとまったお金が無くてそれを実現するのを断念したことはありませんか？
折角そのアイディアが人や社会を救うかもしれないのに、お金が無いというだけでお蔵入りしてしまうのはじぶんにとっても社会にとっても大きな損失になってしまいますよね。
そうならない様に、そのアイディアが良いと共感した人がそのアイディアを思いついた人に出資するのをファンディングというのですが、主にそれがインターネット上で行われることをクラウドファンディングと言います。
アイディアを思いついたらインターネット上でどんなものなのかをプレゼンし、このアイディアが実現したら良いなと思った人がネット上からその人に資金提供するというシステムなんですね。
個々の出資額は少なくても出資する人が多ければかなりの金額を集めることができます。
インターネットは拡散力が強く、足を運ばなくても一気に多くの人に見てもらうことができますし、出資者もサイト経由で簡単に出資することができるのがクラウドファンディングの良いところです。
クラウドファンディングのタイプには4つある
クラウドファンディングの出資タイプには4つあります。
寄付タイプ
寄付型のクラウドファンディングは、出資者がお金を出資したら発案人のアイディアが上手く行っていくら利益が出たとしても見返りを求めないタイプのもの。
お金持ちがいろんな事業や学業などにお金を寄贈しているのは、この方法ですね。
投資タイプ
投資型のクラウドファンディングは、発案人のアイディアが実現していくらか利益が出たら、その見返りとして配当を受け取るタイプのものです。
アイディアの実現を応援することができますし、その事業が上手く行けばキャッシュバックをその利益率に応じてキャッシュバックを受けることができます。
融資タイプ
融資型のクラウドファンディングは、発案人のアイディア実現の為にお金を貸してあげるというタイプもの。
発案人はお金を貸してもらう訳ですから、アイディアが実現してお金の工面ができると、出資者に借りた分を返金しなくてはならないシステムですね。
銀行などではなかなか借りられない事業アイディアでも、クラウドファンディングを利用すれば個人がお金を融資してくれる可能性がありますから、アイディアを枯らさずに実現することができるのです。
購入タイプ
最後に購入型のクラウドファンディングは、発案人のアイディアが実現すると、実際にそのサービスを無料もしくは格安で利用することができるタイプのものです。
株主優待もこのタイプのものが多く、優待チケットを受け取るとお得にサービスを利用することができるのですね。
最近テレビで見たクラウドファンディングは、コーヒーマシンを買うお金を集める為にクラウドファンディングで出資を募って、そうして集まったお金で購入したコーヒーマシンを利用して作ったコーヒーを出資者は無料で飲むことができるというものでした。
アイディアを応援してもらえる＆応援できる
この様にクラウドファンディングを利用すると、今まとまったお金が無くても沢山の人に応援してもらうことでアイディアを実現することができます。
沢山の人に応援してもらっているので発案人にとっても良いプレッシャーと責任感が生まれます。
また、出資した人にとっても自分が出資したアイディアが形になってくると嬉しいですし、それを実際に利用できたりするので、実際にどう使われているか目の当たりにすることができないところに寄付したりするよりも出資しがいがありますよね。
win-winのメリットがあるクラウドファンディング、一度利用してみてはいかがでしょうか？
