ここ数年で太陽光発電はかなり普及され、家庭での電力をまかなうだけでなく太陽光によって生まれた電力を売るという事業として参入している人も沢山出てきました。
一般の個人が太陽光発電に一番に興味を持つのは、やはりマイホームの購入を考え始めた時ではないでしょうか。
そこでここでは、マイホームに太陽光発電パネルを設置することによるメリットとデメリットをご紹介します。
事業用として空いた土地などに太陽光パネルを設置する事とも共通する部分はありますが、これからマイホームを建てたいと考えている人は特に要チェックですよ!
太陽光発電のメリット
売電できる
太陽光発電パネル最大のメリットと言えば、それから発生した電力を電力会社に売ることができる点にあります。
太陽光発電は専用のパネルさえあれば太陽の自然の力だけで電力を発生させることができるので、火力発電や水力発電、原子力発電よりも地球に優しく省エネルギーであることも注目されているポイントです。
契約によって差はありますが、電力を売る事で毎月大体3万円前後をゲットすることができます。
それを住宅ローンなどにも充てることができるので、毎月の諸経費を下げることができることはかなり家計の助けになりますね。
自宅の電力まかなえる
家に住んでいると電気を使うことは必然ですが、その自宅の電力を自宅に設置した太陽光パネルの発電によってまかなうことができます。
つまり毎月の電気代を支払う必要が無くなるので、これもまた家計の助けになりますね。
売電と自宅の電力に使用することの両方も可能
太陽光パネルによって発電された電力は、自宅での電力をまかなう事は上に書いた通りですが、余った分は売電することができます。
つまり、自宅の電力と売電を併用することができるのです。
まるまる売電するか余った分だけを売電するかによって契約が違い、売電価格も変わりはするのですが、自分の希望やライフスタイルに合わせて選べるのはありがたいですよね。
太陽光発電のデメリット
設置費用がかかる
やはり一番に気になるところは、設置費用ですね。
一般的に建築面積が60坪ぐらいの住宅の屋根にめいいっぱい太陽光パネルを設置するとなると、大体300万円前後かかります。
確かにこの数字だけを見ると太陽光パネルを設置することを諦める人は多いかもしれませんが、売電することで大体10年ほどで元を取ることができます。
屋根が弱い家は付けられない(基本的には後付け不可)
今既にマイホームを持っている人や中古住宅の購入を考えている人が太陽光パネルを設置したいなあと思っても、それができる住宅はなかなかありません。
太陽光パネルは結構重いので、その設置を前提として新しく家を建てるのであればその重さに対応できるように屋根を作るのですが、そうではない住宅は屋根がパネルの重さに耐えることができないので、後から設置することはほぼほぼ不可能です。
メンテナンスが必要
太陽光パネルもやはり故障があったりするとメンテナンスが必要ですし、大体耐久年数が20年と言われているので、20年以降は使えなくなる可能性があります。
そのメンテナンス費用が必要であるという事と、20年以降のリスクも頭に入れておいた方が良いでしょう。
ただ、しっかりメンテナンスを行うと20年以降も使える可能性が上がることもあります。
メーカー選びが肝心
太陽光パネルを製造しているメーカーは色々ありますが、このメーカー選びを間違うとすぐに壊れてしまったり、メンテナンスが何度も必要になるという羽目になってしまいます。
基本的に外国製は安いのですがその分壊れるリスクが高いと言われているので、やはり国内メーカーの太陽光パネルを選ぶのがおすすめです。
日本製の太陽光パネルの性能は世界的にも認められているので、メイドインジャパンを選んでおくととりあえずは安心することができます。
マイホームの購入時は太陽光パネルの設置も視野に入れてみよう
太陽光パネルの設置は色々とお金がかかりリスクがあるのも否めないのですが、その分売電することによって生活が楽になるという大きなメリットはあります。
これから新築でマイホームを建てたいと考えている人は、一度太陽光パネルの設置も視野に入れてみてはどうでしょうか。