何を隠そう、私は元スタバ店員です。(何も隠してはいませんが)
東京(渋谷区内)の某スターバックスで働き、バリスタトレーナーにまでなっていました。
そんな元スタバ店員の私ですが、スタバでは無料でカスタム(減らしたり増やしたり)できる事がいくつかあるのをご存知ですか?
スタバ好きな人にとっては当たり前の事かもしれませんが、あまりスタバに行かない人にとってはまだ知られていない無料サービスは沢山あります。
コーヒーがあまり得意ではない人、甘いものがあまり得意ではないからスタバを敬遠している人もいるはずでしょう。
もちろんコーヒーや甘いものがあまり得意ではない人でも飲むことができるレギュラーメニューは用意されていますが、いつもそればかりでは飽きてしまいますし、たまには違ったものも飲んでみたいと思った経験のある人は多いのではないでしょうか。
そこで元スタバ店員である私が、スタバで無料で利用できるカスタマイズを、「これは人気だなあ」と働きながら体感したもの順にご紹介します!
スタバ無料カスタマイズ人気ランキング
1位 キャラメルソース追加
スタバのキャラメルソースは無料で追加してもらうことができます。
キャラメルマキアートやキャラメルフラペチーノなど、元々キャラメルソースが付いているドリンクのキャラメルソースを増やしてもらうのも、もちろん無料です。
おすすめはラテにキャラメルソースを追加するカスタマイズ。
ほんのり苦いラテにキャラメル風味が加わって、いつもとは違ったラテを味わうことができます。
2位 チョコソース追加
チョコソースも無料で追加してもらうことができます。
キャラメルソースと同様、元々チョコソースが付いているドリンクは増やしてもらうことができます。
おすすめは抹茶フラペチーノにチョコソースを追加するカスタマイズ。
チョコの甘さとビター感が抹茶にも合うんですねえ。
これはかなり人気のあるカスタマイズでもありました。
3位 ホイップ増量・減量・無し
ホイップクリームが元々付いているドリンクは、ホイップの量を増減したり、無しにすることができます。
フラペチーノはもちろん、ホットのホワイトモカなどもホイップが入っていますので、カスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
特に学生さんはホイップの量を増やす人が多く、そこにキャラメルソースなどもカスタマイズして「ホイップを食べる」という楽しみもプラスしていたみたいですよ。
4位 ミルクの種類変更
スタバのドリンクは基本的に普通の牛乳で作られています。(厳密に言うと普通の牛乳の脂肪分を高めにしてあるものです。)
牛乳が使われている全てのドリンクは、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、通常の牛乳、通常の牛乳+生クリームを半々にしたブラベというミルクに無料で変更することができます。
カロリーが気になる人は低脂肪や無脂肪牛乳、もっともっとまったりしたミルクを楽しみたい人はブラベを試してみるのもおすすめです。
また、この4種類のミルクを半々などでミックスすることもできますよ。
豆乳への変更は有料になるのでご注意。
5位 温度熱め・ぬるめ
ホットドリンクは温度を調整してもらうことができます。
アツアツの物が飲みたい人は熱めに、猫舌などで熱いドリンクが苦手な人はぬるめにしてもらいましょう。
ドリップコーヒーは温度調整をしてもらうことはできませんのでご注意。
6位 シロップ増量・減量・無し
元々シロップが入っているドリンクのシロップ増量も無料でカスタマイズすることができます。
もちろん減量したり、全く無しにしてもらうこともできますので、好きだけど甘すぎるなあ〜と感じているドリンクはシロップを少なめにしてみるのがおすすめです。
おすすめは抹茶クリームフラペチーノのバニラシロップを無しにしてもらうこと。
フラペチーノはとろっとした食感を出す為に必ず入れなければいけないシロップがあるのですが、それだけでも甘く仕上がるので、カロリーが気になったり甘さ控えめの抹茶フラペチーノが飲んでみたい人におすすめです。
ちなみにこの「フラペチーノに必ず入れなければいけないシロップ」は減らしたり追加したりすることはできません。
7位 氷少なめ・無し
アイスドリンクの氷は少なくしてもらうことができます。
氷が多いとドリンクが薄まってしまって嫌だという人は氷を少なくしたり無くしてもらいましょう。
8位 ミルク増量
上の氷を少なめにしたり無しにしたりすると付随してくるカスタマイズなのですが、ミルクが入っているアイスドリンクはミルクの量を多くしてもらうことができます。
レシピ上は「このラインまでミルクを入れる」と決まってはいるのですが、一定量までミルクを多くしてもらうことができます。
その分氷の量は少なくはなるので、多少ぬるくなってしまう可能性はあります。
9位 オールミルク
スタバには紅茶のドリンクもありますが、紅茶とミルクが合わさったドリンクは半分はお湯で作っています。
その半分のお湯の部分も全て牛乳にしてもらうことができます。
茶葉から紅茶を出す為に多少のお湯を入れる必要はあるのですが、それ以外は全て牛乳にしてもらうことでさらに濃いミルクティーを楽しむことができますよ。
10位 フォームミルク増量・減量・なし
スタバでは牛乳を温める時にスチームを加えて温めるのですが、そのスチームと空気を多めに加えて泡状のミルクを作り、ホットドリンクの最後の方に乗せています。
この泡状のミルクのことをフォームミルクと言うのですが、それも増減したり無くしたりすることができます。
フォームミルクは空気が多く入っているので、通常の温められたミルクよりも軽く飲むことができます。
11位 エスプレッソ減量
ラテなど元々エスプレッソが入っているドリンクは、その量を減らすことができます。
もっと牛乳感を味わいたいなあという人は、エスプレッソを少なめにしてもらうことでほんのりコーヒーを感じることができるドリンクを味わうことができます。
コーヒーフラペチーノなども調整してもらうことができますよ。
12位 パウダー増量・減量・無し
最後は、元々パウダーが入っていたりかかっていたりするドリンクは、その量を増減したり無くしたりすることができます。
パウダーがかかっているものは、季節限定のドリンクやフラペチーノが多いですね。
砕いたクッキーやジンジャーパウダーなどドリンクによってかかっているものは異なりますが、そういったものは全てカスタマイズが可能です。
また、抹茶クリームフラペチーノは抹茶パウダーを入れてブレンダーにかけているのですが、それを増減してもらうこともできます。
無しにしてもらうとただのクリームフラペチーノになってしまいますので要注意。笑
カップにマジックで書かれているローマ字は何を表しているのか?
スターバックスでドリンクを注文すると、店員さんがカップにマジックでローマ字を色々書いてくれますが、スターバックスの常連さんはもちろん、一回だけしか行ったことが無い人でもなんとなく何が書かれているのかわかりますよね。
ちなみにこの写真のドリンクは、「ホイップ無し(WC)のクラシックティーフラペチーノ (TF)」です。
ホワイトモカと一緒に頼んだので、それと一緒に渡してくださいね〜とわかる様に横に一緒にホワイトモカのWMが書かれています。
これはスタッフ間で何のドリンクが入ったのか、どんなカスタマイズが入ったかを共有する為に書きます。
主に注文を受けたレジの人が書いて、ドリンクを作る人がそれ通りにドリンクを作っていきます。
スタバで働く様になってから最初はこの略称を覚えるのが本当に大変でした…。
これを書き間違えるとドリンクを作る人も間違ったものを作ってしまって、お客さんに迷惑がかかる上にまた作り直さなくてはいけないですからね。
基本的にドリンクやカスタマイズの書き方は全国全世界どこのスターバックスに行っても同じですが、一緒に頼まれたドリンクを書くところもあれば書かないところもあったりと、店舗や店員さんによって書くことが違ったりもします。
「Have a nice day!」などの一言やスマイリーなどのイラストを書いてくれる場合もありますよね。
お店や店員さんによって色んな書き方をしてくれるので、色んなお店に行ってみて違いを見てみるのも楽しめますよ。
ドリンクのカスタマイズは遠慮なくお願いしてみよう!
スタバに行くと注文段階で緊張してしまうという人も多いですが、スタバの店員さんに殺される訳でもないので(笑)カスタマイズも含め遠慮なく色々と質問してみましょう。
おすすめのカスタマイズを教えてくれますし、いつもそのカスタマイズで注文すると自分が言わなくても覚えててくれる場合もありますよ。そこまで行くとわざわざ言わなくても良いので楽チンですよね!