お金を使う時、どういう意識を持ってお金をお財布もしくは銀行口座から引き出していますか?
お金の使い道にもよりますが、「欲しかった物を買うことができて嬉しい」とか「お金使ってばっかだなー」とか、色んなことを考えながらお金を使っているかと思います。
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ちなみに私は「お金が減るううう」という意識が強い方です。いや、強い方でした。
周りを見ていても、「お金ないわー」と嘆いている人がとても多い印象。
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この様に、一般的に【お金は減っていくもの】という意識が強い人が多いのではないでしょうか。
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私は幼少期から、お金を増やしたいならお金を使うのを我慢して、貯金しなさいと育てられてきました。いつか何かあった時の為に役に立つから、と。
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学校では特にお金のことについて教えてくれる授業とかはないので、お金に対する意識というものは自分の親を中心とする家族のやり方に沿って作られていくケースが多いかと思います。
お金の話をするのはがめついとか卑しいとか、日本ではそういう印象があるので、お金の使い方を教えてくれる人もそうそういないですしね。
こんなに身近なお金なのに、その使い方を教えてくれる機会が少ないという事自体が、よくよく考えればおかしな話!
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さて、①お金は減っていくものなのでしょうか?
そして、②お金を増やしたいなら貯金をするのが正解なのでしょうか?
目次
①お金は減っていくものという考え方
お金は減っていくものと考えている人は、お金を増やそうという意識が低い人に多いです。
会社から給料をもらって、その範囲内で生活している人が大抵ですが、お金を増やすためには仕事を頑張って頑張って給料を上げるしかない、もしくは仕事を兼業したり、労働時間を増やしてその分の給料をプラスするという風に考える人が多いかと思います。
つまり自分のプライベート時間を削るしかないという考えですね。貧乏暇なしということです。
[br num=”1″][br num=”1″] お金が減っていく一方というのは、給料で与えられた金額が今の自分の所持金のMAXだと考えるからです。確かに兼業したり、労働時間を増やすこともお金を増やす為の手段の一つです。
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ですが、よく考えてみてください。
お金を増やしたい=自由に使えるお金が欲しいという人が大抵だと思いますが、その自由に使えるお金が増えたところで、それを使える自由な時間がないと本末転倒ですよね。
兼業や労働時間を増やすということは、自由時間が減るということです。そして体調を崩してしまったりもする。
それではお金を増やす意味はありません。働きすぎて体調を崩して通院費がかかってしまったら、せっかく増えたお金が飛んでいってしまいます。
だけど目先の事だけを見て、とりあえず労働時間を増やそうとする人の多いのが、今の日本の現状です。
②お金を増やしたいなら貯金をするのが正解という考え方
先述の通り、お金を増やしたい=自由に使えるお金が欲しいということが大抵かと思います。
貯金をするということは、毎月の給料からあらかじめ抜いておいて貯める人、残った分を貯める人色々だとは思いますが、それも結果的に自分の所持金の総額は変わらないということですよね。
[br num=”1″] 毎月の給料から貯金するということは、結局毎月自由に使える分が減るということ。毎月律儀に貯金をしていたら、銀行の残高は増えるかもしれないですが、生涯稼いだお金の総額は変わりません。
つまり結局は、自分の使えるお金の上限は毎月の給料の額ということと変わらない。変わるとしても金利ぐらい?
そりゃ毎月全額使うよりは、後々何かあった時に役に立つかもしれませんが、「何かあった時」っていつ来るかもわからないし、貯めることが趣味になってる人とか、もはや何が目的かよくわからなくなる。それ、いつ使うんだと。
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いずれにせよ自分の手元に入るお金の額というものは大体今ぐらいの金額で、この先もずっとその給料の額に人生の質と可能性は左右されていくんですね。上記の考えだと。
人生の質はお金の額で測れるものではないけれど、お金が占める割合も大きいですよね。誰だって良い家に住んで、良い車に乗って、旅行にも行きたい。誰だっては言い過ぎか。
自分の人生の手元にやってくるお金をもっともっと増やす為にはどうすればいいのか
それでは、今ぐらいの労働時間で。いや、もっと少ない労働時間で、自分の人生の手元にやってくるお金をもっともっと増やす為にはどうすればいいのか。
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そこで、重要となるキーポイントは投資するという意識を持つこと。厳密には先行投資とも言えます。
普段食べ物を買う時、服を買う時などの様な時は、目の前の物が純粋に食べたくて、純粋に欲しくてお金を払うという感じだと思います。極端に言えばお金とは物をゲットした時点の、その場限りの関係になってしまうんですね。
それではお金は減っていく一方です。
「投資する」という意識とは
お金を減らさない、むしろ増やす為には、物を買う時の意識を変えなくてはなりません。
どういう意識に変えるかと言うと、「その物の価値が数年後でも同じぐらいであるか、もしくは増えるかを予想する」という風に変えるのです。
例えば服だと、今流行りのファストファッションなんかは数年後どころか、数ヶ月後には価値がゼロになるのが一目瞭然です。
ですが、少々高くても質の良いものや定番のものは、数年後でも価値は同等もしくは上がるものもあります。
質が良ければなんでも良いという訳ではなく、そこは自分の目利き能力によるでしょう。
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本を買って読むことは自分の知識を増やすことに繋がり、それが仕事に活きれば給料は増える可能性がある。これも投資の一つなんですね。
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誰でも最初はその物の価値が保てるか上がるかなんていうのは、判断しにくいです。
ですが、普段から100円単位の物でもその物の数年後の価値を予想しながらお金を使う様になると、その判断能力は鍛えられていきます。
その「予想する」という癖をつけておけば、今はお金が減るかもしれないけれど、数年後にはいくらか増えて戻って来る可能性があるというお金の使い方ができます。
そうすることで自然と無駄遣いも減りますしね。
何年先、何十年先の未来を意識しながら行動する
物を買う時に予想しながら買うということは、特にお金や時間がかかるわけでもない。
今は一時的にその物の金額分だけお金が減るし、すぐにそれが倍になって戻って来る訳でもない。
だけれどもダイエットでもギャンブルでもそうですが、「すぐに結果が出る」ということにこそ、その背景には怪しいカラクリがあります。
だからこそ何年先、何十年先の未来を見据えて、長期的に気長に待ちながら、その物の価値を予想しながら投資するということが、お金を増やす秘訣なんですね。