株主になると色んな待遇が受けられるんだろうなあ~と漠然と知っている人は多いかと思います。
私も少しですが株を持っていて、配当金を受け取っています。
ここでは、株主になる事でどれぐらいの株を買えばどれぐらいの配当金が貰えるのか?などを解説しています。
株を買うにはいくら必要??
日経平均やTOPIXなどニュースでよく聞く単語ですが、ご存知でない方の為に説明しておくと日経平均とは抜粋された上場企業225社の株価の平均の数値です。
TOPIXは上場企業の株価の平均となるので全体的に日本の株価が上がっていたのか下がっていたのかの目安となります。
では、株を買うにはいくら必要なのでしょうか?
ソフトバンクを例に見てみる
ソフトバンクを例に見ていきましょう。
ソフトバンクの株価は6月2日の時点で8,995円となっています。
何にも知らなければソフトバンクの株は8,995円で買えるのかと思うかもしれませんね。
しかし、買えません。
ソフトバンクの場合は単元株数という所を見てもらうと、100株となっています。
この単元株数が買える株数となっています。
ですので、50株や90株などの買い方は出来ないのです。
この場合100株となると899,500円となり、100株さえ持っていれば株主とされて配当金が貰えます。
そしてその配当額は1株あたり44円となっているので100株の所有の場合、4,400円が貰える事になります。
※税金を考慮していない金額
配当金生活をするにはどれぐらの株数が必要?
先ほどの例から1株が44円なので年間に必要な生活費から逆算していきましょう。
もし、ソフトバンクの株を5万株持っていたとすると一株の配当金が44円なので5万×44=220万円となりますね。
これだけの金額があれば最低限の生活は出来るのでは?と言えるぐらいの金額ですね。
しかし、ソフトバンク株を5万株も買うとなると8,995円×5万で4億5千万ほど必要なので中々現実的ではありませんね。
実際にソフトバンクの社長である孫正義氏は株主配当だけで年間に100億円近く貰っているようです。さすが大口の株主となると違いますね。
ある程度の資金力が必要
このように株の配当金だけで生活する事も可能になりますが、ある程度の株数を持てる資金力も必要となってきます。
もちろんソフトバンクのような大規模の会社になってくると上場廃止になって価値がゼロなんて事には確率的には相当低いので、あまり恐れる事はないかと思いますが、大企業ではちょっとした不祥事で上場廃止になったりする事もあるので確率的にゼロではない事も頭に入れておきたいですね。