前回の記事では日商簿記検定3級を受けるにあたって、私が選んだテキストとその選び方を書きました。
今回はそのテキストを使ってどうやって勉強したのかをご紹介します!
とにかく考えながら勉強を進めることが一番大事
色んな人の勉強法を見ていると、「何回も参考書を読むことが大事」と書いている人が多いですが、私はそれは意味があまりありませんでした。
何回読んでも頭の中に残っていなければ意味がないのですね。
頭の中に定着させながら参考書を読む方法は、ちゃんと自分の頭の中で考えることです。
何回も同じところを読むことで覚えられることもあるのですが、いざ問題を解こうとすると全然解けないといった経験はありませんか?
それはただ文字を記憶しているだけで、その知識を自分で使える様に変換していないからじゃないかなあと思います。
勉強に限らず、漫画を読んでいる時もその時は頭の中にその世界が広がっている様な気がしますが、本当に自分の頭を使ってその世界観の想像を広げないと後になって「あれってどんな話だったっけ?」と頭の中に残っていない状態になってしまいます。
ピーナちゃん
折角時間を使って読んだのだから、一部でも記憶に残っている方が効率よく進むことができます。何回も前に戻って〜を繰り返してしまうと時間のロスです。
最初のうちは読みながら考えても全く理解できないかと思いますが、それを繰り返しているとある日ふと理解できる瞬間が来て、頭の中にもしっかり定着する様になります。
その「あ!わかった!」といった瞬間ってかなり快感なんですよね〜!
ポッピー会長
例題は実際に自分でも解いてみる
ほとんどの参考書はまず簡単な用語などの説明があって➡︎例題➡︎その解説をしながら進んでいくかと思います。
参考書なのでそのまま見えるところに答えが書いてあるかと思いますが、それをただ読んでいるだけだと頭の中では「何故こうなってこうなるのか?」を考えずに本当に「読んでいるだけ」状態になってしまうんですよね。
ですから、例題の答えは見えているけれど実際に自分でも紙に書いたりして解いてみるという作業をする事で、結果的に近道になります。
参考書はわからなくても次へ進む
例題や基本問題を合間に挟みながら参考書を読んでいると、何回解説読んでもよくわからん!というところもあるでしょう。
そんな時はそこに時間をかけずに次へどんどん進んでいきましょう。
次の項目を読み進めていると点と点が繋がる様に「あれはこういう事だったのか!」と理解できる様になってきます。
どれだけ進んでも理解できないという場合でも、そこで立ち止まっていると試験範囲全てに目を通す事ができなくて時間のロスに繋がります。
ポッピー会長
一旦全部通して読む、目を通すという事もとても大切なので、まずはわからなくてもどんどん次へ進んでいきましょう!
参考書を通して読むのは1回だけでも十分
勉強する分野にもよるかもしれませんが、参考書を通して読むのは1回だけでも十分だと思っています。
上にも何回も書いた通り、私は「自分の頭で考えることが一番合格への近道」だと思っていて、その為には問題を解くことが一番効果的!
ピーナちゃん
ただ参考書も何も読まずにいきなり過去問に行っても全く訳がわからなすぎてやる気が失せると思うので、1回ぐらいは通して読むのがおすすめです。
あとは過去問をひたすらこなしながら、たまに参考書に戻る
1回参考書全体を通して読めたら、あとは過去問をひたすらこなしましょう!
個人的には問題集はあえて追加で買う必要はそこまでないかな?と思っています。
前回の記事で紹介した様な、参考書に付属で付いている問題集ぐらいで良いと思います。
それよりも大切なのは、過去問!(しつこい)
自分の頭を使って過去問を解いて、解説を見てもわからないところがあれば参考書に戻って、また過去問。
ポッピー会長
では次回は、過去問での勉強方法をもう少し掘り下げて、簿記試験本番への試験対策を書いていきたいと思います!(次の記事はこちらから)